最近、SNSなどネットを中心に流れている「髪を脱色したければ、塩を使うと出来る!」という噂がある事をご存知でしょうか?
その根拠とさらているのが、サーファーたちが茶髪なのは海の塩分で色が抜けたから・・・と言われているようですが本当なんでしょうか?
家庭にある塩で髪が脱色できるんだったらお金もかからないし、一見良さそうに見えてしまいますよね?
そこで今回は、本当に塩で髪の脱色ができるのか調べてみました。
そもそも一般的な髪のカラーの方法とは?
髪を染めたかったら、普通は市販のカラー剤を買ってきて自分で行うか、美容院へ行ってカラーをしてもらうのが一般的ですよね。
このとき使われるカラーは、「酸化染毛剤」と呼ばれるもの!
酸化染毛剤の原理を簡単に説明すると、髪の中に含まれている黒い色素であるメラニン色素を酸化して脱色させ、新しくお好みの色の酸化染料を髪の中に浸透させて、髪の色を変化させるという原理です。
言わば、ブリーチと髪染めを同時に行っているという事ですね!
髪をブリーチさせて好きな色を入れるということは、いったん髪を守っているキューティクルを傷つけて、ブリーチと染料を髪の中に入れ込まないとできません。
そのため、髪のカラーをすると髪が傷んでしまうというわけなのです!
では、本当に塩で髪を脱色させることができるの?
最初に結論から言うと、答えは「NO」です。
塩は塩化ナトリウムで、塩化ナトリウム自体には何の脱色効果もありません。
なので髪に塩を塗って脱色を試してみたところで、ただ髪が塩まみれになるだけという悲しい結果に・・・。
サーファーさんたちの茶髪は塩でそうなっているというよりも、いわゆる「潮焼け」で海水のPHがアルカリのためキューティクルが痛み、そこから髪のメラニン色素が流れ出てしまったためなのです。
また、直射日光も髪のメラニンにダメージを与えるためにそうなってしまうのです。
「塩シャンプー」なら頭皮に一定の効果あり?
最近、頭皮の匂いが気になる人には塩シャンプーが効果があると話題になっています。
「塩シャンプー」という名前ですが、実際は塩水での頭皮マッサージがメインです。
塩で脱色ではなく、塩シャンプーでしたら頭皮の健康のためにも効果が期待できそうですね!
塩シャンプーの方法は?
- 洗面器1杯分のお湯にカレースプーン1杯ぐらいの粗塩を入れてよく溶かしておく。
- 髪をお湯だけでよく洗い流しておく。
- 1で作った塩水を髪に少しずつかけてゆっくりと頭皮をマッサージをするようによく洗う。
- 最後はお湯で塩分が残らないようによく洗い流す。
まとめ
いかがでしたか?
塩で髪の脱色は出来ませんが、塩シャンプーでしたら頭皮の健康のためにも良さそうですね!
是非、髪のカラーは専門のカラー剤を使って、頭皮ケアの際に塩シャンプーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
塩シャンプーの後は、必ず髪の毛をしっかり洗って保湿力のある状態を保つ事も大切ですので、頭皮にも優しいノンシリコンタイプのシャンプーの使用をオススメします!
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