最近美容室のメニューでよく「炭酸ヘッドスパ」や「炭酸シャンプー」などの文字を見かけますよね。
あの炭酸って、コーラとかの炭酸と同じものなの?
という事で今回は、炭酸を使うことで髪にどんな良い効果があるのでしょうか?早速見ていきたいと思います。
炭酸泉とは?
この炭酸はコーラなどの炭酸飲料と同じ、水に二酸化炭素(炭酸ガス)が溶け込んだものです。
炭酸泉に関しては、温かい炭酸水と思っておけば大丈夫です。
温泉のように天然に湧き出すタイプのもの、それに人工的に炭酸ガスを溶け込ませるタイプのものがあり、入浴剤タイプのものを使えば自宅でも手軽に炭酸泉を楽しむことができますね。
一応、温泉法というもので基準は決まっていて、1リットルあたり0.25g以上の炭酸ガスが溶け込んでいるものを「炭酸泉」と呼んでいます。
ちなみに、1リットルあたり1g以上の炭酸ガスが溶け込んでいるものは「高濃度炭酸泉」と呼ばれ、療養泉としても使われています。
炭酸泉の効果は?
ソーダ水の入ったコップにストローを入れると、ストローの周りにシュワシュワの泡がたくさん付きますよね。
炭酸泉でも同じで、入ると肌に細かい気泡がたくさんくっ付いてきます。
この気泡に包まれることでお湯の体感温度が2~3度上がり、体の芯から温まり、お風呂から上がっても冷えにくい体になります。
また、血行も良くなるため、冷え性を始め、健康全般にもいいことが分かりますね。炭酸泉は病院や介護の現場でも活躍しています。
美容室の炭酸ヘッドスパの効果は?
美容室で見かける”炭酸ヘッドスパ”も同じように、炭酸泉を使ったスパとなっています。
美容室で使われているものは、人工の炭酸泉が多いですね。
頭皮の血行が良くなることで、毛穴が開いて、詰まっていた汚れが落ちたり、皮脂や古い角質といったものも吸着して一緒に落としてくれます。
さらに、髪に付着しているカラー剤やパーマ液も落としてくれるため、まさに生まれたての髪にすることができるのです。
頭皮の汚れ、それに髪に付着したカラーやパーマ液といったものは嫌なニオイの原因にもなるため、頭のニオイが気になっている人にもおすすめです。
さらに、美容室の炭酸ヘッドスパはお客さんだけでなく、美容師さんにとっても嬉しい効果が!
炭酸泉は肌が荒れにくいとされるため、水や薬剤に触れることの多い美容師さんの手荒れ軽減にもつながるそうですよ。
まとめ
炭酸泉とは、お湯に炭酸ガスが溶け込んだもので温かい炭酸水のことですね。
細かい気泡に包まれることによって、しっかり温まり血行を良くしてくれる効果が期待できます。
頭皮ケアはもちろん、髪についた汚れも落として、生まれたてのピチピチの髪になるので、気になる方はぜひお試しください。
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