一般の人だと、なかなか「ヘマチン」が何なのか知っている人は少ないかもしれませんが、実は髪の毛にとても良い影響がある成分のようなんです。
そこで早速、「ヘマチン」について調べてみる事にしました。
ヘマチンってどんなもの?
ヘマチンと聞いて化学物質とか、商品名を想像してしまいますが、実はヘマチンというのは、飼育されている牛や豚などの動物からとれるもの!
動物からといっても、その原料は血液です。
血液を化学処理させるなど、工程によって分離させて作られているのです。
どうして髪に良いの?
もとは動物の血液ということが分かりましたが、どうして人の髪の毛に良いとされているのでしょうか?
実はヘマチンには、傷んでいる髪を補修してくれる効果があるとされています。
そして、他にも白髪予防や育毛効果なども期待できるのです。
このような効果が期待できるのは、やはりその成分が関係しています。
ヘマチンは、ヘモグロビンを電気分解させて生成したもので、分解した状態ではとても不安定なのですが、髪の成分であるケラチンと結合することにより安定します。
ヘマチンが使われている場面として、ヘアカラーの施術などが多いよう!
美容院などでは髪が傷まないように、カラー剤を塗る前に黒い液体を塗ることがあって、それがヘマチンが主成分になっている薬剤なんだとか。
ここでも化学のようになってしまいますが、カラー剤はアルカリ性の為、髪を痛める原因になってしまいます。
ヘマチンを塗っておくことにより、アルカリ性を除去してくれたり、髪の痛みを軽減するだけでなく色あせを防いだり、紫外線からも守ってくれたりと良いことが多いのです。
自宅でのケアには使えないの?
実は、美容院でしか使用することができないわけではなく、市販のシャンプーやトリートメントにもヘマチンが含まれているものもあるようです。
特にオススメとされているのは、髪をカラーしている人のようです。
傷んでいる髪を補修してくれる効果を期待しやすいので、何回もカラーしていたり、ダメージが気になる人は一度ヘマチンが入っているものを使ってみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
人によって合わない場合もあるかもしれませんが、副作用などはほとんど心配ないとされている安全の高いものだそうです。
ヘマチンというものが血液から出来ていると抵抗を感じるかもしれませんが、ダメージが気になる人は使ってみてもいいと思います。
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