デジタルパーマは、普通のパーマと比べて持ちがよく、痛みも少ないというイメージを持っている方も多いと思います。
しかし、「デジタルパーマがなかなか思ったようにかからない」という声をよく聞きます。
今回はデジタパーマの実態と、かかりにくいという現象について探っていきたいと思います。
目次
デジタルパーマとは?
デジタルパーマは、パーマ剤を使う一般のパーマの作業工程に、更に熱加工も加えたホットパーマの一種です。
詳しい説明は省きますが、熱も加えることで髪に形状記憶力を与え、パーマのかかり具合を強くすることができます。
デジタルパーマの質感・仕上がり
- 髪にツヤとコシが出て、立体的で弾力性のあるウェーブやカールが形成されます
- はっきりとしたウェーブやカールになり、くずれにくいです
- ゆるい大きなカールや巻き髪のようなカールも作れます
- ふんわりとした自然な仕上がりではなく、少し硬めの仕上がりになります
パーマの持ち、手入れ・スタイリング
形状記憶力の強いデジタルパーマはとても長持ちです。
普通のパーマの1.5~2倍の持続性があります。
髪のくせの具合、美容師の技術、薬剤の種類にもよりますが、通常だと4~5ヶ月後位からカールやウェーブがとれ始めます。
完全にとれるまで長い人だと半年~1年かかることもあります。
デジタルパーマ手入れ・セット・スタイリング
髪が乾くとパーマをかけた形状に戻るため、手入れ・セット・スタイリングの手間は大変少なくて済みます。
トリートメント等のヘアケアは毎日行ったほうがパーマは長持ちします。
デジタルパーマがかかりにくい原因
デジタルパーマがかかりにくい原因はいくつかあります。
髪が健康
健康な髪の毛というのはお薬の浸透があまりよくありません。
かかってもすぐにとれてしまう場合があります。
初めてパーマをかける、カラーリングもしたことがない、という方は、最初はかかにくいということを覚悟しておく必要があります。
二回目、三回目になるとかかり方が変わってくると考えられます。
コーティング剤が配合されたシャンプーを愛用している
コーティング剤が配合されたシャンプーを普段から愛用している方は、髪に被膜ができて、パーマの薬剤がしっかり浸透せず、かかりにくくなっている可能性があります。
髪のツヤを維持し、熱や紫外線から守る役割をしてくれるのですが、これがパーマのかかりにくさの原因になっていることも多いです。
ダメージが強すぎる
健康的な髪でもかかりにくいパーマですが、ダメージが強すぎると髪のたんぱく質が変性してしまい、かえってかかりにくくなってしまいます。
改善方法
自宅ケア
髪と頭皮に優しいシャンプーを使うなど、まずは自宅でのヘアケアを見直しましょう。
パーマをかける数週間前からノンシリコンシャンプーを使い、髪のコーティングを一時的にでもはずすことでパーマ液の浸透を促すことも一つの手です。
美容師に相談
パーマ施術前に担当スタイリストに相談を髪ダメージが進行していてパーマがかかりにくい場合は、あらかじめ担当美容師にパーマがかりにくいということを伝え、浸透させる時間を長くとってもらうなどの工夫も大切です。
ダメージを与えすぎない
アイロンやコテを使いすぎている方はなるべく控えてダメージを減らしましょう。
熱によるダメージが最も多いので、気をつける必要があります。
まとめ
いかがでしたか。
パーマをかける際は、自分の髪の状態をしっかり見つめ、対策していきましょう。
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