最近、お金のかからない髪の脱色方法として「リンス脱色」が話題になっているのをご存知でしょうか?
特に女子高生の間ではSNSを中心に、「校則でカラーができないけど、リンス脱色で髪が茶色になってきた!」、「お金がかからないし髪も傷まない茶髪になる方法」として話題になっているようなんです。
でも、本当にリンスで髪が脱色できるのでしょうか?
そこで今回は、リンス脱色の方法と本当に茶髪になれるのか調べてみました。
目次
話題の「リンス脱色」の方法!
リンス脱色の方法は、とても簡単なんです♪
- シャンプー前の乾いた髪にリンスを塗る。
- そのまま10分程おく。
- お湯で洗い流しあとは普通にシャンプーするだけ
と、たったこれだけ!
あとはその人の髪質に合わせて、何回かこれを繰り返していくと自然な茶髪になっていくようなんです。
リンス脱色に本当に茶髪効果はあるの?
まずは結論から言うと、リンスに脱色効果はありません。
リンスの主成分は、ジメチコンと呼ばれる油分と、髪をしっとりさせるカチオン界面活性剤と呼ばれるものと、滑り感をよくしてつるつるの髪にするシリコンやポリマーなどが含まれています。
実は、リンスに含まれるこれらの成分どれも脱色する効果はないのです。
ですので、理論的にはリンスで脱色出来ると言われているのは「NO」なのですが、なぜSNSには茶髪になったとの報告が多いのでしょうか?
リンスで脱色?実はこういう原因に秘密があったのです!
リンスには脱色効果がないとお伝えしましたが、リンスで脱色成功例のSNS報告が多いのもまた事実。
では、一体どうしてなのでしょうか?
実はドライヤーの熱で傷んだのでは?
ドライヤーをかける時に距離が近すぎる、またはドライヤーをかける頻度が多くて髪が痛み、茶髪になったり脱色したというものです。
確かに、リンスで脱色させようとするならば、何回かこれを繰り返さないといけません。
その都度、ドライヤーで乾かしていたとすれば当然いつもよりドライヤーをかける回数も多くなっているはずです。
また間違ったドライヤーのかけ方では、髪はすぐダメージを受けてしまいます。そのため髪が傷んで茶髪になったというのが真相なのかもしれません。
もともと痛みがちな髪を洗いすぎてさらに傷んだ?
リンスを何回しても髪は痛まないんじゃない?と思いがちですが、実はこれが落とし穴。
もともと傷んだ髪に何回もシャンプー・リンスを繰り返すということは、髪にもともとあった必要な油分まで洗い流し、ダメージを広げてパサパサの髪になってしまいます。
キューティクルが痛み、髪の中のメラニン色素が流れやすい状態にもなりかねません。その為、髪が茶髪になったと考えても不思議ではありませんよね。
コレってただ傷んでるだけで、きれいな茶髪には程遠いケアのようですね…。
まずは傷んだ髪を美髪にしないと始まらない!!
リンスで脱色したと思っていたアナタも、実は髪に大きなダメージを与えてしまっていたのかもしれません。
茶色いキレイな髪に憧れるのならば、まずは髪本来のケアが大切♪
そこから始めないといつまでも経ってもゴワゴワの髪のままかも…。
そこでまずは、シャンプーを見直して乾燥したダメージ髪をケアしてみませんか?
実は今髪のパサツキも広がりも時短で直せちゃう方法があると話題になっているんです!しかも自宅で出来る方法なんだとか♪
まとめ
という事で、リンスでは髪を脱色する効果はありません。
リンスで髪が脱色したのは、別の原因があって髪に多大なダメージを与えていた証拠なのかもしれませんね。
髪の健康を考えると、リンス脱色はオススメ出来ませんしきちんと美容院で染めることが美髪への近道だと思いますよ!
是非ご参考になさって下さいね!
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