ステアラミドプロピルジメチルアミン 効果

シャンプー売り場を見てみると、本当にいろんな種類のシャンプーが置いてあります。

こだわりの強い人だと、美容院で購入している人も多いのでは?

所でみなさんは、シャンプーを買うときに成分表示まできちんとチェックしていますか?

実は髪にダメージを与えてしまう成分も多くあるので、しっかり成分を把握しておくことが大切なのです。

そこで今回は、シャンプーに配合されていた「ステアラミドプロピルジメチルアミン」という成分の特徴や、気になる効果、危険性を検証してみたいと思います。

ステアラミドプロピルジメチルアミンとは?

ちょっと長い名前で覚えにくいですが、シャンプーに含まれる成分の一つとして見かけることも多いです。

界面活性剤の一つで、表面張力を弱めてくる作用によって水と油を混ざりやすくするため、頭皮や髪に付着した汚れを落とす洗浄力を高めてくれます。

また、帯電防止(髪に静電気を帯びにくくさせる)や、柔軟性を高める作用もあるため、洗い上がった髪をまとまりやすくして、しなやかで指通りをなめらかにしてくれる効果も期待できます。

割と安全な成分!

毒性や皮膚刺激の面で安全性を懸念する声もありますが、実際にシャンプーに使われている量はごく微量なので、人体に問題はないと考えて良いでしょう。

ステアラミドプロピルジメチルアミンは、「カチオン界面活性剤」という種類に分類されます。

このカチオン界面活性剤には、”四級”のものや”三級”のものがありますが、ステアラミドプロピルジメチルアミンは”三級”になります。

三級は、四級と比べると作用が全体的に弱めなのですが、それに比例して皮膚刺激なども少なめになっているため、比較的安全性は高いと考えられます。

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「低刺激」の商品に多い

ステアラミドプロピルジメチルアミンは「低刺激」をうたっているシャンプーによく使われています。

確かに三級カチオン界面活性剤で刺激は少なめ、安全性は高めですが、本当に低刺激のものを求めるのなら自然由来の成分が配合されたシャンプーを選ぶべきかもしれませんね!

背中ニキビの原因になってしまう事も?

四級と比べて、全体的に作用が劣る三級カチオン界面活性剤は、乳化力や吸着力も弱めで、若干ですが水に溶けにくいという性質を持っています。

そのため、よくすすいで洗い流さないと、頭皮に成分が残ってしまい、炎症の原因となってしまうことがあります。

それと一緒に気を付けたいのが、背中の洗い残し。

シャンプーをするとどうしても背中に流れてしまいますが、それをしっかり洗い流さないと、付着した成分が原因で背中ニキビが悪化してしまう恐れがあるのです。

まとめ

シャンプーに含まれるステアラミドプロピルジメチルアミンは、三級カチオン界面活性剤という比較的作用が弱くて、それに比例して安全性も高い成分となっています。

ですが作用が弱い分、水に溶けにくいため洗い残しによる炎症の原因になりやすいので注意が必要ですね。

是非シャンプーを選ぶ際は、注意して成分表をチェックする事をオススメします!

 

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