「雪焼け」という言葉をご存知ですか?
北海道や日本海側の豪雪地帯に住んでいる人にとっては馴染みの言葉ですが、雪国でない人にとっては「なにそれ?」と思う人も多いのでは?
ですが、この雪焼けと雪焼けへの対策を知っておかないと、スキーやスノボで雪山に遊びに行ったとき後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、夏の日焼けより怖いとされる雪焼けについて詳しく見ていきたいと思います。
目次
雪焼けってなに?
雪焼けとは、真っ白な雪に太陽の光(紫外線)が反射して、その反射光で肌や髪が焼けることです。
つまりは、日焼けとメカニズムは同じですね。
紫外線によって肌が黒くなったり、髪の色が抜けたりしますが、雪焼けが心配なのは、主にスキー場のゲレンデ!
一面真っ白、雪に囲まれたゲレンデでは、どこにいても反射した紫外線を浴びてしまいます。
スキーから帰ってきたら、顔のゴーグルをしていなかった部分だけ真っ黒になっていた…なんて避けたい所ですね。
日焼けより酷くなるのはナゼ?
雪焼けは、夏の日焼けよりも悪質だと言われています。
では一体、夏のほうが日差しが強くて焼けそうなイメージがあるのはどうしてでしょうか?
まずは、冬だからと油断して日焼け対策を行っていないこと!
スキー場に行くとき、ちゃんと日焼け止めは塗っていますか?
髪にもUVスプレーをかけたり、まとめてニット帽の中に入れるなど対策しておかないと、焼けて茶色くなってしまったり、乾燥してパサついてしまったりしてしまうんです。
露出している肌や、髪の日焼け対策は忘れずに行いましょう!
さらに山ということは標高が高い事も原因!
夏に海で紫外線を浴びるより、山のほうが太陽までの距離が近くなるので、浴びる紫外線の量も多く強くなりますよね。
そして冬という季節は太陽の位置が低いため、余計に山の上にいる私たちとの距離が近くなってしまうのです。
雪山での日焼け対策は万全に!
雪による紫外線の反射、そして山と冬という二つの条件が重なって太陽までの距離が近くなっていることが主な原因!
雪焼けには十分なくらい対策をしないと、帰ってきてから後悔することになります。
雪山ではゴーグルやニット帽などを身に着けているせいで、焼け方にもムラができて汚くなりがちです。
夏場に使って残ってしまった日焼け止めはしまい込まずに、冬も継続して使いましょう。
日焼け止めのほか、内側からの紫外線対策として、メラニンを抑制してくれるビタミンCを意識して摂ると良いですね。
また雪山から帰ってきたらトリートメントで髪をケアしてあげるなど、アフターケアも大切です。
まとめ
雪山では、真っ白なゲレンデに反射した紫外線によって日焼けする「雪焼け」に要注意!
肌はもちろんのこと、ニット帽から出ている髪の毛にも気を付けてくださいね。
髪の毛にはUVスプレーをかけて、長い人はお団子にして帽子の中に入れてしまうと良いかもしれません。
是非参考にして、冬だからこその日焼け対策をしちゃいましょう!
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