インディゴブルーという言葉をご存知ですか?
その名の通り、インディゴは青色の色素です。
ジーンズを染めるときに使われる色素ですが、髪にも白髪染めとして使われています。
インディゴ染めが気になっている方のために、少し詳しく見ていきたいと思います。
ジーンズの染料
インディゴは青というか、藍色に近い色の染料です。
原料となっているものはいろいろで、合成インディゴもありますし、ハーブなどの天然インディゴもあります。
インディゴが使われている代表的なものとしてはジーンズ。
世界中で10億着以上のジーンズが、インディゴによって染められているそうですよ。
インディゴは繊維にくっつく力が弱いため、洗濯したり、もしくは着古したりすると色が落ちます。
それもまたジーンズの魅力!
現在では、ジーンズに使われているインディゴは合成のものがほとんどのようです。
また、インディゴは青色の着色料として、食品添加物としても使われています。
白髪染めとして
ジーンズや食品添加物以外では、白髪染めとして使われるというのが知られているでしょうか。
白髪染めとして使う際には、インディゴのほかにもう一つ「ヘナ」というものも一緒に使います。
ヘナはオレンジ系の染料!
これだけだと髪がかなり明るいオレンジ~茶色になってしまうため、インディゴの青と併用することが一般的になっています。
ヘナとインディゴを一緒に使って染めることで、こげ茶~黒色のダークな色合いに仕上がるのです。
2段染めがオーソドックス
ヘナとインディゴが一緒になった白髪染め商品もありますが、まずヘナで染めて、その後にインディゴで染めるという二段染めをする方法が一般的なようです。
インディゴはジーンズの色落ちでも分かるとおり、定着力が弱いため、染まりにくい性質を持っています。
ヘナでベースを作って、その上からインディゴの青を乗せたほうがきれいに染まるようです。
さらに、ヘナにはキューティクルが剥がれた部分を穴埋めしてくれる作用があり、トリートメント効果も期待できます。
しかしその一方でインディゴには髪をゴワゴワにしてしまう反トリートメント効果があるとされるのでケアには注意しなければなりません。
インディゴの白髪染めは素人がやると難しい場合もあるので、最初は美容院などでやってもらったほうが良いのかもしれませんね。
まとめ
インディゴはジーンズの染料にもなっている、青色の染料です。
白髪染めにも使われますが、髪が青くなるわけではなく、オレンジ系のヘナと併用することでダークなブラウンや黒色に染め上げます。
ヘナとインディゴで白髪染めをする場合は二段染めが一般的ですが、自分で行うと調整が難しいこともあるので、慣れるまでは美容院でやってもらうと良いかもしれません。
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