化粧水や美容液の成分としてよく目にする「セラミド」ですが、もともと私たちの肌にある成分で、肌の潤いや弾力性の元となっています。

ですが、実はセラミドは肌だけでなく髪にも存在しているんです。

あまり知られていない髪におけるセラミドの効果について、詳しく調べてみたいと思います。

セラミドとは?

セラミド 効果

肌は一番表面にある表皮、その下の真皮、さらにその下の皮下組織と、地層のような構造になっています。

セラミドがあるのは、表皮の一番表面に近い角質層という部分!

セラミドは保水成分で、肌の一番表面にあることで、肌の内側に水分をため込み、さらにはバリア機能も果たしているのです。

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ちなみにもう一つよく聞く「ヒアルロン酸」は、その下の真皮という部分にある保水成分で、1gで6リットル近くもの水分を溜め込めると言われています。

セラミド、それにヒアルロン酸は加齢とともに減っていきます。

若いときはプルプルの肌だったのに、年を取ったら肌にハリがなくなってたるんできたというのは、こういう理由があるからなのですね。

髪のセラミドは?

髪 セラミド

髪も肌と同じように、大きく分けると3層構造になっています。

一番表面が皆さんご存知のキューティクル、その下がコルテックス、さらにその下がメデュラという組織です。

髪の大半、70~80%はコルテックスが占め、たんぱく質や脂質、水分、それに髪の色となるメラニン色素からできています。

セラミドがあるのは髪の表面で、キューティクルの部分!

基本的にセラミドは一番表面にあって、内側に水分をため込んで、外側からはバリア機能によって守っているのだと考えておくといいでしょう。

セラミドが不足するとどうなる?

髪 ダメージ 原因

肌のセラミドが失われると、ハリがなくなって弾力性もなくなり、乾燥肌になります。

コレは髪でも同じ事!

セラミドが失われることで、硬くてゴワゴワした髪質になり、パサついて広がってしまうのです。

そこでキレイな髪をキープする為には、セラミドが失われないようにすること!

キューティクルは間違ったヘアケアや紫外線、摩擦、静電気など様々なことでダメージを受けます。

その際にキューティクルが傷つけばセラミドも失われてしまうので、根本的にダメージヘア対策を行うことが重要なのです。

さらに、失われてしまったキューティクルの補給として、セラミド配合のシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどの商品を使うと良いかもしれません。

まとめ

美髪 成分 ケア方法

セラミドは肌や髪の表面近くにある保水成分で、うるおいや弾力性を作っています。

肌や髪の表面が傷つくとセラミドも失われてしまうので、まずは髪ならキューティクルがダメージを受けないようヘアケアに気を遣う必要がありますね。

 

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