スピルリナは最近、栄養補助食品として注目されています。
その正体は藻!
顕微鏡で見ると、緑色のらせん形をしています。
「歩く緑黄色野菜」と言われるスピルリナには髪に対してどんな効果があるのでしょうか。
飲むときに気を付けたいポイントと一緒に見ていきたいと思います。
スピルリナとは?
スピルリナはらせん形をした藻の仲間で、長さは約0.3~0.5mmと、顕微鏡で見ないと確認できないほど小さいです。
およそ30億年前にはすでに地球上に存在していたとされ、今日までほとんど進化することなく同じ形であり続けたため、非常に生命力が強いと言われています。
藻の仲間ですが、植物でもあり動物でもありといったところでしょうか。
歩く緑黄色野菜
スピルリナは「歩く緑黄色野菜」と呼ばれています。
緑黄色野菜に含まれるような栄養素が豊富で、なおかつ良質なたんぱく質や食物繊維も豊富。
栄養満点で、栄養補助食品としてコンパクトに持ち歩けるため、そう呼ばれているようです。
栄養補助食品というと未来食のようなイメージですが、実はスピルリナはずっと昔から食用として現地の人たちに重宝されてきました。
メキシコやアフリカでは、スピルリナが生息する湖周辺に住む原住民が、貴重なたんぱく源として古くからスピルリナを食べていたようです。
1940年には、アフリカの市場で乾燥させたスピルリナが「ダイエ」という名前で売られていることが紹介されています。
髪への効果
スピルリナは、50~70%がたんぱく質と言われています。
そして、髪の栄養となるのもたんぱく質。
スピルリナは丈夫で健康的な髪を作り、育毛にも効果があるとされ消化吸収も早いので、効率的に摂取できます。
さらにスピルリナに含まれるビタミンB群、ビタミンE、それに亜鉛にも育毛に良い作用があるとされています。
これらを普段の食事からバランスよく摂るのって、意外と大変ですもんね。
あくまで栄養補助食品としてですが、スピルリナを生活に取り入れても良いかもしれません。
ここだけは注意して!
スピルリナには副作用があります。
下痢、発疹、異の不快感、それに発熱などが確認されています。
スピルリナの摂取目安は1日2~6g!
これを必ず食後に、水で摂るようにしてください。
まとめ
スピルリナはおよそ30億年前から地球上に存在している藻の仲間で、「歩く栄養素」と呼ばれるほど栄養価に富んでいます。
古くからメキシコやアフリカでは貴重なたんぱく源として食べられてきましたが、最近では栄養補助食品として注目が集まっています。
髪の栄養となるたんぱく質、そのほかビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富に含まれているので、美容・健康効果には期待したいですね。
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