ナイトキャップとは、寝るときに被る帽子のようなもの。
外国人が使っているイメージが強くて、あまり日本では馴染みがないかもしれませんね。
ですが最近、日本でも美容に気を遣っている女性タレントさんなどが注目していることで話題になっているようなんです。
そこで今回は、そんなナイトキャップについて見ていきたいと思います。
寝ている時の髪は危険?
髪のダメージといったら紫外線、それにパーマやカラーなどが強そうですよね。
ほかにも髪を濡れたままにすると、髪は一気に傷んでしまいます。
ですが、それらと同じくらい気を付けたいのが睡眠中なのです。
「え、寝てるだけなんだから髪だって安全でしょ」って思いがちですが、睡眠中というのは枕との摩擦で髪がダメージを受けやすい状態になっているのです。
頭って結構重いですし、起きている間は首が支えてくれていますが、寝ているときは下敷きになっている髪にその重さがかかっています。
それに、人間って一晩に20~30回も寝返りを打つというデータもあるので、髪への摩擦は思っているよりも多いのです。
この摩擦を軽減するためにおすすめなのが、ナイトキャップ!
髪を包み込むことで枕との間でクッションの役割をして摩擦を軽減、さらには寝ぐせ防止にも効果的と言われています。
濡れた髪で寝たらダメ!
あと絶対にやめてほしいのが、髪をきちんと乾かさずに濡れている状態で寝てしまうこと。
髪は濡れるとキューティクルが開いて、ちょっとした摩擦でも引っかかったキューティクルが剥がれてしまう可能性があります。
疲れていたりすると、ついつい面倒になって濡れたまま布団にダイブしたくなりますが、ナイトキャップを使うにしろ使わないにしろ、必ず髪は乾かしてから寝るようにしてくださいね。
ナイトキャップを選ぶなら絹
ナイトキャップにもいろいろ種類はあります。
ですが、選ぶ際にはぜひ素材も見て、絹(シルク)を手に取ってみてください。
絹というと、蚕の幼虫が繭を作り出すときに口から吐き出す糸ですよね。
あれには18種類ほどのアミノ酸、要はたんぱく質が含まれていて、人の肌によく似た成分だと言われています。
吸湿性、通気性、保温性、さらには静電気軽減効果もあり、簡単に言ってしまえば「夏はさらっと、冬はあたたかい」という機能性に優れたものなんです。
絹はさらっとして肌触りもいいので、ぜひ何にしようか迷ったときはお試しください。
まとめ
最近、日本でも夜寝るときに髪を摩擦ダメージから守るため、ナイトキャップが注目されています。
ナイトキャップは素材選びも大事!
ぜひ、人の肌に成分が近いと言われる絹を候補に入れてみてください。
夏は蒸れることなく、冬は暖かくて乾燥を防いでくれるシルクのナイトキャップはおすすめです。
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