髪の毛が静電気でふわっとなったり、顔にまとわりついたり。
うっとうしいですよね。
冬は空気が乾燥するからしょうがない、と思うかもしれませんが、実は身近なところに本当の原因が隠れているかもしれません。
その一つとしてヘアアイロンの使用が挙げられるのですが、どうしてヘアアイロンで静電気が起きるのでしょう。
アイロンはドライヤーよりもダメージがかかる
ストレートにするにも巻き髪にするにも、ヘアアイロンって便利ですよね。
毎朝アイロンをかけてからじゃないと出かけられない、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、アイロンはドライヤーよりも髪に負担がかかります。
まずは「熱」。
アイロンは高温なうえ、しっかりクセをつけるため同じ場所に何秒も当て続けたりしますよね。
髪に良くないことは歴然です。
さらに、アイロンにはドライヤーにない「摩擦」という、もう一つのダメージがあります。
とくにストレートにする人だと、髪を高温の板ではさんだ状態で滑らせることになるため負担大なのです。
静電気の原因は「乾燥」と「摩擦」
髪の静電気は「乾燥」と「摩擦」の二つが原因となっています。
髪の表面はキューティクルという、うろこ状のものに覆われているのですが、それが様々なダメージにより剥がれると、そこから髪の成分や水分が抜け出てしまいます。
そのダメージの一つがアイロンというわけです。
摩擦は、下敷きで髪の毛を擦ったときに静電気が発生するのと同じ原理。
アイロンを滑らせることでも摩擦は十分に存在しているのです。
対策は?
アイロンの熱に関しては、髪の毛の太さによって決めると良いでしょう。
- 髪が太い人・・・150℃ほど
- 普通くらいの人・・・120℃ほど
- 髪が細い人・・・100℃ほど
高温は髪に良くありませんが、かといって低温で長時間、同じ場所に当て続けるというのも良くありません。
そのあたりの兼ね合いが大事ですね。
摩擦対策には、ヘアオイルやヘアミルクなどを使用すると良いでしょう。
まとめ
ヘアアイロンが髪の静電気の原因となることもあります。
ヘアアイロンは「熱」と「摩擦」の二大ダメージによって、髪に大きな負担をかけます。
とくに乾燥しやすい冬場は髪の保湿をしっかり行い、アイロンを上手く使うようにしたいですね。
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