ドライヤーの最後に冷風を当てると髪がサラサラになりますよね。
あれは髪を冷ますことで開いたキューティクルが閉じるため。
さらに髪は冷えるときに形をキープする性質をもつため、冷風で締めるとクセが付きにくくなるのです。
これからは積極的にドライヤーの冷風機能を使っていきたいですね。
さて、髪を冷やせばいいということは、「風」ではなく「水」でも効果があるのでしょうか。
冷水すすぎは効果アリ!
髪を洗ったあと、最後に冷水ですすぐことにもキューティクルを閉じる効果があるようです。
トリートメントまでしっかり流したあと、18℃くらいの水で髪をすすぐと良いでしょう。
そもそもキューティクルは温めたり濡らしたりすると開き、冷やすと閉じる性質を持っています。
もちろんドライヤーの冷風でも閉じるのですが、お風呂上りに冷水ですすげば、ドライヤーより早くキューティクルを閉じさせることができますね。
お肌の引き締め効果も
頭皮の引き締め効果と同じく、冷水にはお肌の引き締め効果もあります。
開いた毛穴を早めに閉じることで、汚れや皮脂が詰まるのを防ぐことができますね。
お風呂上りに、冷蔵庫で冷やした化粧水を使うのも効果的です。
洗髪はお湯で!
夏は冷たいシャワーも気持ちいいですが、洗髪はしっかりお湯で行ってください。
お湯の温度は36~40℃。
あまり暑すぎても髪にダメージがかかったり、頭皮が乾燥してしまったりするので注意です。
お湯で温めることで毛穴が開き、汚れや皮脂を落とすことができます。
その後、トリートメントのすすぎまではお湯。
途中で冷水に変えてしまうと、毛穴が閉じて流しきれなかったトリートメントなどが詰まってしまう可能性があります。
トリートメントをすすぎ終わったあとに冷水で締めることでキューティクルが閉じ、髪内部に浸透したトリートメントの成分を閉じ込めることができますよ。
まとめ
キューティクルは温めると開き、冷やすと閉じる性質を持っています。
ドライヤーの冷風でも良いのですが、お風呂上りに冷水で軽く髪をすすぐと、それより早くキューティクルを閉じることができるので、ドライヤーの熱からも髪を守ることができますね。
夏の暑い日に、ぜひ無理のない範囲で冷水すすぎをやってみてください。
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