今、化粧品や医薬品業界で注目されている『リピジュア』!
アナタはどんなものかご存知ですか?
リピジュアは保水性に優れていて、肌や髪といった美容面だけでなく、人工臓器など医療の分野においても使われているすごい成分なんです。
そんなリピジュアは髪にどんな効果をもたらしてくれるのか、チェックしていきたいと思います。
リピジュアとは?
リピジュアは日油株式会社が開発した成分で、商標登録されています。
私たちの涙にも含まれるリン脂質という成分をモデルに作られていて、約2000個の分子が結合することで優れた保水性を発揮します。
リン脂質は細胞膜も構成している成分なので、私たちの肌に非常に馴染みが良いのです。
そのため化粧品のほか、医薬品や人工臓器などにも応用されていて、生体適合物質と呼ばれているようです。
保水性は?
リピジュアの特徴である保水性。
肌に水分を蓄える事という意味ですが、リピジュアがすごいのは水で洗ってもその保水力が落ちないこと!
特に手って頻繁に洗うため、乾燥しがちですよね。
リピジュアを使うことでその乾燥も防ぐことができるかもしれないと考えると、そのすごさが分かります。
どんな商品があるの?
保水性ということで化粧水のイメージが強いですが、リピジュアはシャンプーやトリートメントに含まれていることもあります。
「リピジュアシャンプー」などで検索すると商品が出てくるので、気になる方はチェックしてみてください。
リピジュアが使われている商品は、約2600にもなると言われているので、知らないだけで意外と私たちの身近にあるのかもしれませんね。
また、意外なのが、リピジュアは原液でも売っているということ!
こだわりのある人だと原液で購入して、肌や髪に付けたり、もしくは手作りコスメなどに使ったりしているようですよ。
髪への効果は?
リピジュアを髪に付けると、しっかり吸着して髪の保水性を守ってくれます。
さらに、吸湿性・保湿性にも優れていて静電気も防いでくれるので、パサつきが気になる人にとっても嬉しいところ。
髪をコーティングする作用も持っているので、広くヘアケアに使えますね。
実際に原液をシャンプー後の髪につけると、キューティクルのリフトアップ(キューティクルは濡れると開いて、髪表面で毛羽立った状態になる)を抑えてくれる効果が確認されています。
まとめ
リピジュアは日油株式会社の登録商標です。
ヒトの細胞膜や涙を構成している成分を元に作られているため、非常に馴染みやすく低刺激です。
優れた保水性は医薬品や人工臓器にも使われるほどなので、もちろん髪においてもその効果を十分に発揮してくれることでしょう。
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