アルギニンってあまり聞きなれない名前かもしれませんが、たんぱく質を構成しているアミノ酸の一種です。
子供にとっては必須アミノ酸にもなっている重要な栄養素ですが、このアルギニンと髪にはどんな関係性があるのでしょうか。
さっそく見ていきたいと思います!
アルギニンとは?
アルギニンはアミノ酸の一つで、体内でも合成されます。
つまり、私たちの体の中に普通に存在している栄養素なのです。
大人は体内で十分な量を作ることができますが、子供は十分な量を作れないため、食事から摂取しなくてはいけない「必須アミノ酸」に指定されています。
アルギニンが多く含まれる食品は?
アルギニンが多く含まれるのは高野豆腐。
その他にも大豆や納豆、味噌などの大豆製品で含有量が多くなっています。
また肉類や魚介類、卵などからも摂取することが可能です。
アルギニンのサプリメントもありますが、摂りすぎも良くないのでご注意くださいね!
アルギニンの効果って?
アルギニンの作用として有名なものには「血管の老化予防」というものがあります。
アルギニンは血管内で一酸化炭素を作りますが、その一酸化炭素のおかげで血流が良くなります。
生活習慣病に対しても効果が期待されているのも特徴の1つです。
もう一つ有名なものとしては「成長ホルモンの分泌を促進する」というものがありますね。
そのため子供にとっては大事な栄養素なのです。
ほかにはコラーゲンの生成にも関わっているため美容効果が望めたり、アンモニアを解毒する作用もあるため疲労回復効果が望めたりと、アルギニンには様々な効果が期待されています。
髪への効果は?
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促すため、髪が伸びるためにも大事な栄養となっています。
また、アルギニンは大豆製品に多く含まれますよね。
大豆製品といったら大豆イソフラボン!
薄毛の原因の一つは男性ホルモン(テストステロン)ですが、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た作用を持っていて、男性ホルモンとのバランスを整えてくれるとされています。
システインと一緒に摂取で効果アップ
アルギニンは、同じくアミノ酸の一種であるシステインと一緒に摂ることで発毛効果がアップすると言われています。
そのため、育毛剤などにはアルギニンとシステインが配合されている製品も多く見られます。
食品から摂る場合は、体内でシステインを作る元になるメチオニンとして摂ると良いでしょう。
メチオニンは肉類、青魚、乳製品、大豆製品などに含まれます。
まとめ
アルギニンはアミノ酸の一つで、私たちの体の中に存在しています。
血管を若々しく保ったり、成長ホルモンの分泌を促したりと様々な役割を持っていますが、育毛や発毛効果も期待されています。
是非アナタも美髪を目指して、アルギニンが豊富な食材を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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