空気が乾燥する冬場、それに髪がパサパサに乾いているときも静電気が気になりますよね。
髪に静電気が溜まっていると、フワッとなったり顔に張りついたりと不快だと思います。
ですが、髪の静電気って不快なだけではなく、実際に髪へダメージも与えているのです。
ダメージヘアの悪循環
そもそも髪が静電気を帯びるのは、「乾燥」と「摩擦」が原因となっています。
ダメージヘアにより、キューティクルが剥がれたところから水分が抜け出てしまうこと、そして髪が擦れ合うことによって静電気が溜まっていきます。
しかし、ここで終わりません。
髪に静電気が溜まると、髪内部の水分が余計に奪われてしまい、さらに髪同士がくっつくため摩擦も起こりやすくなってしまいます。
そうすると、また静電気が溜まりますよね。
最初の原因である「乾燥」と「摩擦」をどうにかしない限り、髪の静電気はどんどん溜まってしまう仕組みです。
静電気で頭皮トラブル!?
髪が帯電していると、空気中のチリやホコリが髪に吸い寄せられてしまいます。
鏡を見て「くっついてないよ、大丈夫」と思っても、目に見えないチリやホコリがくっついていることもあるので要注意です。
吸い寄せられたチリやホコリは頭皮にもくっつき、それにより毛穴詰まりを起こしたり、雑菌が溜まりやすくなって不衛生な状態になってしまいます。
それが原因で頭皮に湿疹ができたり、かゆくなったりすることもあるので怖いですね。
抜け毛や薄毛の原因にも!?
さらに、髪に溜まった電気が毛根へと流れると、毛根が軽いヤケドを負った状態になってしまいます。
毛根はこれから生える髪を作るところ。
その場所がヤケドを負えば、健康で丈夫な髪は生えてきませんよね。
髪も抜けやすくなってしまい、将来的に薄毛になってしまう可能性も十分に考えられます。
髪の静電気は早めに対処したいですね。
まとめ
髪に静電気が溜まると、空気中のチリやホコリを集めてしまい、頭皮にまでダメージがかかってしまいます。
頭皮が不衛生になってかゆくなったり、毛根が静電気によってダメージを受けて抜け毛の原因になってしまったりするので、静電気を甘く見ていると痛い目を見てしまう事もあるのでご注意下さい!
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