化粧品やシャンプーなど、成分の中によく「スクワラン」という文字を見かけます。

なんとなく良さそうなイメージがありますが、一体どんな成分なのでしょう。

スクワランオイルの髪への効果とともに見ていきたいと思います。

スクワランとは?

紅花油 スクワラン

スクワランは、「スクワレン」という成分に水素添加させて作ります。

スクワレンは人間やサメ、もしくは紅花油などの植物オイルから抽出される成分で、人間においては皮脂の成分にもなります。

このスクワレンから作られたスクワランには潤滑剤としての効果があるため、クリームや乳液、軟膏などに幅広く使われています。

ちなみに、化粧品に使われているスクワランは、主に深海サメの肝油が原料になっています。

サメは大きいですから、一匹から大量に取れますよね。

ですが最近では、紅花油など植物オイルから抽出されたもののほうが低刺激で、肌に使うには適していると言われるようになってきました。

もしスクワランオイルを選ぶ際には、なにが原料になっているのかちょっと気にしてみてください。

スクワランオイルの効能は?

スクワランオイルの効能は主に3つ。

  • 新陳代謝を活性化
  • 保湿によるバリア機能の改善
  • 肌なじみの良い浸透作用

もともと人間も持っている成分(スクワレン)から作られているため、浸透力も高くなっているようです。

髪にはどう使うの?

様々な化粧品に配合されているスクワランですが、スクワランオイルとして商品も出ています。

保湿作用が高くなじみも良いため、髪につければパサつき対策、乾燥が原因の切れ毛や枝毛対策にもなりますね。

使い方は、普通にヘアオイルとして使えばOK!

手のひらに適量を取って、毛先を中心に馴染ませていきましょう。

このとき、量は多すぎても少なすぎても良くありません。

また、ヘアパックをすればより浸透力が増しますね。

シャンプー後の髪につけ、一緒に頭皮マッサージも行いましょう。

新陳代謝を活性化させてくれるスクワランオイルは、頭皮の健康維持にも最適です。

髪と頭皮になじませたら、蒸しタオルを巻いて10~20分。オイルを流せば終了です。

洗い流さないトリートメントとしても

ドライヤー ヘアトリートメント

乾いた髪にヘアオイルとして付けても良いですが、お風呂上りのタオルドライした髪になじませて、そのままドライヤーをしても良いでしょう。

オイルが髪をコーティングしてくれるため、ドライヤーの熱から守ってくれます。

まとめ

スクワランオイルは深海サメの肝油などから作られる成分で、私たちの皮脂成分でもあるため、非常になじみが良いことが特徴です。

オイルで高い保湿力があるため、パサつきがちな毛先に重点的に付けると良いかもしれません。

 

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