ジメジメやムシムシする環境にいると髪が広がってボサボサに・・・。
なかには、遊園地で水のかかるアトラクションに乗っただけで、髪がボサボサになるという人もいるようですね。
くせ毛の人だと「湿度の高い日はNG!」っていうくらい、湿気による髪の広がりを気にしているのではないでしょうか?
そこで今回は、どうして湿気で髪がボサボサになってしまうのか考えてみたいと思います。
湿気でキューティクルが開く原因って?
髪の表面を覆っているキューティクルは、うろこ状をしていますが、濡れると開く性質を持っています。
そしてキューティクルが開くと、その隙間から水分が侵入し、髪の内部が水を吸って膨らむのです。
これが湿気で髪が広がるメカニズム!
髪の毛が一本単位で膨張するため、収拾のつかないボサボサになってしまうという事に・・・。
髪の毛の水分量が原因?
普段、私たちの髪の毛にはどのくらい水分が含まれているかご存知ですか?
季節にもよるのですが、乾いている状態の健康な髪なら10~15%ほどです。
ですが、たとえばお風呂に入って濡れると、それが35%ほどにまで上がってしまうので、それだけ髪は水分を吸収しやすいということなのです。
雨の日などで空気中の水分が多くなれば、必然的に髪の毛は水分を吸収しようとしてしまうのです。
日本人の7割はくせ毛
一見ストレートに見えても、よくよく見ると髪がうねっている。
日本人に多い「波状毛」というタイプのくせ毛は、湿気により広がりやすい性質を持っています。
雨の日になると髪がボサボサになるという人は、自分ではストレートヘアだと思っていても実はくせ毛という可能性がありますね。
もしくはキューティクルが剥がれて髪が傷んでいるという人も、水分を吸収しやすくなっているため、雨の日に広がりやすいので日頃のケアが大切です。
まとめ
湿気で髪が広がってボサボサになるのは、髪が空気中の水分を吸収して、内側から膨張してしまうためのようですね。
特に日本人に多いくせ毛のタイプ「波状毛」だと、それが顕著に現れてしまうのです。
対策としては、髪が水分を吸収しないようにワックスやトリートメントでコーティングしたり、もしくはキューティクルが剥がれないように日頃のケアをしっかり行うことが重要になりますので是非ご参考に♪
今のあなたにおすすめの記事