梅雨の雨降りの季節はジメジメして気分もちょっと憂鬱になりがち・・・。
そんな時、髪までパサパサだったらもっと気分がダウンしちゃいますよね?
でも不思議なのが、雨で湿気が多いはずなのになぜかパサついてしまう髪の毛。
普通水分が多いからしっとりと落ち着きそうなのですが、一体これは?
という事で今回は、そんな湿気と髪のパサつきの不思議な関係について調べてみました。
目次
髪がパサつく原因って?
まずは、なぜ髪がパサつくか考えてみましょう。
髪の構造はよく「海苔巻き」に例えられ、海苔巻きのノリは「キューティクル」、ご飯の部分は「コルテックス」と呼ばれる髪の内部構造の部分、海苔巻きの具は「メデュラ」と呼ばれる髪の芯にあたります。
健康な髪の場合、海苔もしっかりして白米も適量、具もきちんと中に収まっていますが、傷んだ髪は、海苔が破れ、ご飯が外に流れ出てスカスカ、具はかろうじて残っているという状態なのです。
健康な髪の場合は水分量は11~14%をキープしていますが、傷んだ髪の場合、髪の中身もなく表面もボロボロで髪の水分を蓄える力もありません。
そのために髪の毛がパサパサしてしまうのです。
湿気が多いのに髪がパサつく原因は?
先程お話ししたように、傷んだ髪は中がスカスカ状態で、外壁となるキューティクルも破れて外からの刺激にも弱い状態です。
湿度が高くなると、スカスカな髪の内部に急激に必要以上の水分を溜め込んでしまい、髪が膨張する為、髪が広がり傷んでいる事でまとまりなくパサパサしてしまうというわけなのです。
湿気が多い時に髪がパサつかないようにするためには?
では、髪がパサつかないようにする為にはどうすればいいのでしょうか?
トリートメントヘアケア剤などで髪の内部を修復する
髪が傷んで内部が外に流れ出てしまっている状況なので、トリートメント剤を浸透させることで、パサついた髪の感触もしっとりしたものに変わってくるでしょう。
特にトリートメント剤は、内部だけでなく外部のキューティクルのキメも整えてくれるので、髪の内部の水分をキープ出来るようになっていきます。
ドライヤー使用時には洗い流さないトリートメントでコーティングする
シャンプー後、濡れたまま髪を放置するのはダメージを広げるだけなので、必ず髪をドライヤーで乾かしたいところ・・・。
しかし、そのままだとドライヤー熱でのダメージも心配なので、必ず洗い流さないトリートメントを使うようにしましょう。
髪の表面をコーティングするので、手触りもツルツルに変わってきますよ。
頻繁なパーマやカラーなどはしばらく避けて
パーマやカラーは、キューティクルを破壊して薬剤を浸透させる施術です。
すでに傷んでいる髪にこれらを繰り返すと、ただ髪を傷めるだけ!健康な髪が伸びてくるまでは、パーマやカラーはしばらくお休みしてみる事をオススメします。
まとめ
髪が湿気によってパサつくのは、元から髪がダメージを受けていたからのようですね!
ダメージをいかにケアしてあげるかで、髪のパサつきが変わってくるので、少しずつ毎日の日課に髪のケアを取り入れて、健康な髪を取り戻しましょうね♪
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