抜け毛が一番多くなる季節が夏だってご存知ですか?
一般的に、女性では1日に100本前後の毛が抜けると言われています。
しかし、6~9月は人によっては3倍近い量が抜けることもあるのです。
その原因として「髪が細くなること」が挙げられるのですが、どうして夏に髪が細くなるのでしょう。
原因と対策を見ていきたいと思います。
紫外線によるダメージ
紫外線は、お肌だけでなく髪にとっても大敵です。
夏はもともと紫外線が強いですが、とくに髪は体の中で一番太陽に近くなるため、紫外線の影響を受けやすくなっているのです。
紫外線によるダメージヘア、それに加えて日頃の間違ったヘアケア、海やプールによるダメージなどが積み重なって、夏は髪が弱く細くなってしまいやすいのです。
髪の栄養不足
さらに心配なのが、夏バテによる栄養不足です。
身体は食べ物から摂取した栄養を、大事な臓器などから順に回していきます。
そのため、髪や爪といった生命維持とは関係ない部分への栄養供給は後回しに。夏バテにより栄養不足に陥りやすい夏場は、髪に十分な栄養が行き渡らない可能性が高いのです。
栄養不足で身体が痩せるのと同じ。
髪も栄養不足になれば痩せて細くなっていきます。
髪に必要な栄養って?
髪の主成分はケラチンというたんぱく質です。
そのため、健康的な髪を維持するためには良質なたんぱく質をしっかり摂ることが求められます。
良質なたんぱく質は肉や魚のほか、「畑の肉」と言われる大豆にも多く含まれています。
さらに、美しく丈夫な髪をつくるためにはビタミンやミネラルも必要です。
海藻や野菜は髪にも良い栄養素が豊富に含まれているので、夏場は意識して摂りたいですね。
夏に気を付けたいことは?
暑いと食欲もなくなりますが、そうめんばかり食べていてはダメ。
偏食やダイエットも髪が痩せる原因です。
また、髪に栄養を送るためには血行を良くする必要もあります。
エアコンの効いた室内にばかりいると、夏でも冷え性になる女性はたくさんいます。
冷房に頼らず、美味しいものをしっかり食べて夏を乗り切りたいですね。
まとめ
夏は強力な紫外線などによるダメージ、それに夏バテによる栄養不足で髪が細くなりやすいです。
髪が細くなると抜け毛の原因にもなり、人によっては通常の3倍近い量が抜けてしまうことも。
夏でもしっかり食事から栄養を摂って、暑さに負けない身体と髪を手に入れたいですね。
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