縮毛矯正 髪 チリチリ

くせ毛さんの強い味方でもある縮毛矯正!

くせ毛がサラサラストレートに劇的に変化するので嬉しいのですが、髪へのダメージも心配なところですよね?

さらに実際にも、縮毛矯正後に髪の毛がチリチリになってしまった・・・という声も良く聞くようなんです。

そこで今回は、なぜ縮毛矯正で髪の毛がチリチリになってしまうのか、徹底検証してみたいと思います。

そもそも縮毛矯正って何?

ストレートの髪の毛とくせ毛って何が違うと思いますか?

簡単に言ってしまうと、ストレートの髪の毛の場合、真っ直ぐな髪の表面がくせ毛の場合デコボコとしているんです。

これは髪の成分である、「ケラチン」というタンパク質が均一に並んでいないために起こるもの!

またくせ毛の場合は、毛根も曲がっていたりちょっといびつな場合が多く、そのため髪が真っ直ぐに生えてない場合が多いよう。

縮毛矯正は、均一に並んでいない髪のケラチンの結合を薬剤によって壊し、ヘアアイロンの熱の力で真っ直ぐに整え直すという施術です。

髪のタンパク質の構造を一旦壊すので、みなさんご存知の髪のツヤの素、キューティクルも壊してしまっています。そのため縮毛矯正はツヤが失われやすく、髪にダメージが強い施術でもあるんです。

なぜ縮毛矯正後にチリチリになっちゃうの?

①縮毛矯正を繰り返してきたなど、もともと髪のダメージが強かった!

縮毛矯正は、とてもダメージの強い施術で一説によると、同じ場所への縮毛矯正は3回が限度なんだとか・・・。

クセが強い方は、縮毛矯正を繰り返している場合が多いので、それだけでもハイリスクな状態なんですね。

そんな状態の所へ、さらに縮毛矯正をかけてしまい髪がとうとう限界を迎えてチリチリに・・・というパターンが多いようです。

②薬剤をつけてから置く時間が長すぎた!

先程お話ししたように、縮毛矯正は髪のたんばく質の結合を一旦壊してから再構成し直す施術の事!

具体的に説明すると、髪にまず1液をつけて髪のタンパク質の結合を壊します。(これを軟化と言います。)

この時しばらく時間をおくのですが、癖の強さやダメージ具合によってこの時間は個人差があります。軟化の時間を見誤ってしまうと、髪のケラチンが溶けてしまい一気にチリチリになってしまうのです。

③ヘアアイロンの熱でダメージ!

縮毛矯正では、1液をつけて軟化した髪の毛にストレートアイロンで熱を加えて髪のタンパク質の結合を真っ直ぐに整えます。

その後、2液をつけてタンパク質結合を固定化させるのですが、このヘアアイロンの熱が問題に。

180℃と高熱なため熟練した技術が必要ですが、熱が強すぎたなどの理由でチリチリにという場合もあります。

④ホームケアに問題があった!

縮毛矯正後が定着するのは約48時間後と言われています。

なので普通縮毛矯正をかけたその日は、縮毛矯正定着のためにシャンプーは禁止です。

それを知らずにシャンプーをしてしまい、その後ドライヤーをかけてしまっては髪の中のケラチンが流れ出て、熱により髪に変性が起きてしまいます。

これ以外にも、縮毛矯正後もヘアアイロンを髪への保護なしに使っていた等ホームケアが間違っていたためチリチリにという結果になってしまうのです。

縮毛矯正後のチリチリの直し方とは?

悲しいことに、縮毛矯正後のチリチリの治し方はありません。

あまりにもダメージを負ってしまった状態なので、こうなったら潔くバッサリ切ってしまうのが一番!

ですがそうはいかないのも乙女心ですよね・・・。

お家でトリートメントをしっかりと行ったり、美容院でのトリートメントを行う事で、ある程度は扱いやすい髪になりますので、健康な髪の毛が伸びてくるまで待ったほうが美髪への近道!

また、熱によってもダメージは進行しますのでドライヤーやヘアアイロンの熱には要注意です。

チリチリ毛を直す為と、もう一度縮毛矯正はかけるのはNG!ダメージがさらに進行し取り返しのつかないことになってしまうのでご注意下さい♪

まとめ

綺麗なストレートに憧れて縮毛矯正をかけたのに、チリチリになってしまうなんてショック!

でも全く起こらないことじゃないんですね・・・。

縮毛矯正をかける場合は、そのリスクも理解した上でかけるのがいいですし、もしチリチリになってしまったら、一人で悩まずに信頼できる美容師さんに相談するのもいい方法ですよ。

 

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