皆さんは「マジックソープ」ってご存じですか?
アメリカ生まれの低刺激のソープで、ボディソープや洗顔料、メイク落としとしてはもちろん、赤ちゃん用ソープやシャンプーとして、はたまた食器洗いや洗濯にまで使えてしまうというのですから、そのマルチさには驚きです!
しかし、このマジックソープをシャンプーとして使うと、洗髪後に髪がギシギシときしんでしまうようなんです。
どうして髪がきしんでしまうのでしょうか?そのメカニズムと対処法について調べてみました。
マジックソープってどんなもの?
マジックソープとは、アメリカのDr.ブロナー氏が開発した石けんです。
有機栽培されたオリーブオイルやココナッツオイルをベースに、ヘンプオイルやホホバオイル、香料としてペパーミントオイルなどの天然の精油を配合し作られています。
合成着色料や保存料、界面活性剤は使用しておらず、すべてオーガニック天然素材100%な所も特徴の1つ!
さらに、アメリカのオーガニック認定書を受けているようですね。
お肌に優しい事から、大人から赤ちゃんまで安心して使えて、お肌から髪、食器や衣類にまで使用用途が広いのにも納得ですよね。
マジックソープで髪がきしむのは「石けんシャンプー」だから?
では天然素材でお肌に優しいはずのマジックソープで髪を洗うと、何故きしんでゴワゴワになってしまうのでしょうか?
その答えは、マジックソープが「石けん」であるからなのです。
私たちの髪は弱酸性に保たれていて、それに対し、マジックソープのような石けんはアルカリ性に保たれています。
石けんで髪を洗うと、弱酸性で保たれている髪のキューティクルが、石けんのアルカリ性によって開ききってしまい、髪と髪が引っかかるようになってしまいます。これがきしみやゴワゴワの元なのです。
キューティクルをもとのつややかな状態に戻すには、マジックソープで洗いっぱなしのままではNGで、ちょっとした一工夫が必要となってくるようなんです!
キューティクルを元の弱酸性に戻す「酸性リンス」が必要!
マジックソープで髪を洗った後は、酸性リンスで髪を弱酸性に戻してあげましょう。
作り方はとっても簡単!
- 洗面器1杯のお湯に、おうちにあるお酢またはレモン汁を大さじ1入れる。
- そのお湯で、シャンプー後の髪を浸して、よくなじんだら洗い流す。
たったこれだけで、洗髪後のきしみが無くなるようなので、是非試してみて下さいね。
もし酸性リンスの匂いが気になったり、そのたびに作るのが面倒な場合は、通販で酸性リンスを販売している所のありますので、是非チェックしてみて下さいね♪
まとめ
お肌が敏感だと、オーガニックでお肌に優しいものを使いたいものです。
マジックソープはそんなアナタにおすすめしたいアイテム!
ちょっとした工夫で髪のきしみも予防できるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
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